咬合接触圧分布測定器とは

コンピュータで咬合(噛み合わせ)の圧をリアルタイムで計るための機器です。センサーシート部分を噛むだけで、力のバランスが偏っていないかを正確に計測することができます。咬合接触のバランスが分かると同時に咬合接触時間と咬合接触離開時間がわかります。これにより顎がスムーズに運動できているかを調べることができるのです。
当院の咬合接触圧分布測定器は、ニッタ Tscan2を採用しています。

写真:咬合接触圧分布測定器
写真:咬合接触圧分布測定器
写真:咬合接触圧分布測定器

Time Reduction Therapy(時間短縮療法)

Occlusion Time(OT:咬合接触時間)Disclusion Time(咬合接触離開時間)の時間短縮により、早期接触、咬頭干渉のないスムーズな下顎運動を求める咬合調整法を行なっています。

  • Occlusion Time(OT:咬合接触時間)
    咬頭嵌合位における両側臼歯の咬合接触の同時性を評価する時間的パラメータのことです。咬頭嵌合位において、最初の接触点が現れた総荷重値が90%を超えるフラームまでの経過時間。日本人の健康有歯顎者は、おおむね0.6秒以内です。
  • Disclusion Time(咬合接触離開時間)
    側方滑走運動時における臼歯部平衡側および作業側の離開を評価する時間的パラメータのことです。最大咬頭嵌合位に続き、側方滑走運動し始めた時から患者の持つガイドの確立するまでの時間(犬歯誘導・グループファンクション)。

噛み合わせ変化の様子

咬合調整前後の咬合接触の変化です。完成した冠を調整し、均等に当たるようになりました。

調整前

調整後

写真:下顎
写真:上顎
写真:正面

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